
【PMSに効果的】生理前の不調を和らげるハーブティ
生理前の耐え難いイライラ、撃つ、気持ちがダルいといった症状に悩まされていませんか?その悩みは実はハーブティで十分緩和することが可能です。
そのエキスを温かいお湯で抽出したハーブティで飲めば、気持ちもホッとし、イライラも軽減しやすくなります。またそれ以外の症状も緩和することができます。
今回は生理前で耐え難い、PMSに効果があるハーブティでおさえておきたい物を紹介します。
PMSのイライラに効果があるチェストベリー
チェストベリーと言ったら、PMSにと呼ばれるほど効果が高いハーブになります。ポイントは、日頃から飲むことです。チェストベリーに入っている、有効成分は体の中で循環して、ホルモンのバランスと整える効果があります。
PMSの一番の原因は急激なホルモンの量の減少です。人間の女性の体にはエストロゲンとプロゲステロンの両方のホルモンが一ヶ月の周期で量が変化します。月経前にはプロゲステロンが多く分泌されていますが、生理になるとこのプロゲステロンの量も急激に減少します。そのホルモンの量が少なくなったことで、体が対応しきれずイライラの症状が発生します。
チェストベリーはこの急激なホルモンの減少を避ける効果があります。プロゲステロンの量の急激な減少を避けることでイライラ・鬱の症状を緩和させる効果があります。
注意点は、避妊をしている人でピルを使用している人は飲んでは効果がなくなります。
鬱症状やけだるさが酷い人にはセントジョーンズワート
PMSで攻撃的になるのではなくて、自信を極端になくしてしまう症状に陥る人がいます。この場合は、急激なホルモンの減少によって脳内のセロトニンの量のバランスが崩れている状態になります。
この状態を整えることが出来るのがセントジョーンズワートで、現在ドイツではうつ病の治療薬としても使用されているハーブになります。このハーブティを飲むと脳内のセロトニンの量を多くして眠気を多く発生するようになります。加えてリラックス効果もあるため、交感神経の高ぶりを抑えることができます。
注意点は、抗うつ薬を使用している場合は飲めないといった欠点があります。また妊娠している人も避けるべきハーブになります。
年齡問わず生理痛にも効果がありのパッションフラワー
パッションフラワーは、日常の不安感や緊張感といった平常心の状態を阻害する場合に効果があります。特にPMSの症状で、無駄な気持ちの高ぶりがある、生理前に眠れないという症状がある人にはおすすめしたいハーブになります。
加えて、このパッションフラワーにはPMSに発生する緊張性頭痛に効果があります。またそのまま生理前から飲み続けて、生理痛の予防にも効果があり、古代から痛みがある場合の鎮痛剤として使用されているハーブになります。
また、上記2つと大きく異なるのは飲んではいけない時期や薬による併用の注意点がないことです。そのため、子供でも更年期時期の方でも安心して服用することができます。服用時には生理前の一週間前から飲み始めるのが理想的になります。
まとめ
PMSの症状に効果のあるハーブは多くありますが、ハーブティにして飲みたい場合は悩んでいる具体的な症状も含めて選ぶのが大切になります。
イライラや感情の起伏が治まらないといった自覚症状の場合は、チェストベリーがおすすめしたいハーブになります。鬱の症状になる場合にはセントジョーンズワートがおすすめです。生理痛も含めてPMSをカバーしたい場合は、パッションフラワーになります。
PMSの症状には個人差があり、自分の症状に合わせてハーブを選ぶのが大切なポイントで、一概にPMSの表記だけでハーブを選ばないのがポイントになります。